みなさんこんにちは
前回は話がそれてしまってアンティーク火鉢の話に入れなかったので今回はしっかりやっていきたいと思います
私の住む長野県駒ヶ根市の隣町に伊那市があります、そこに民芸品を扱うリサイクルショップがありまして、和箪笥、座卓、衝立や火鉢等、明治大正昭和の古き良き時代の良い木材を使用した製品が並べられていています
私は木目の良い火鉢の収集が一つの趣味でして、良い火鉢を見分けるポイントとして炉縁に使用されている木材が黒柿かどうか、または黒柿の木目の表れ方によって火鉢のランクが決まってきます
アンティーク火鉢は手あぶり火鉢と言って30cm四方の小さな火鉢でしたが、炉縁に使われていた黒柿はとても太さがあり、袴にも黒柿がつかわれていたのは良い火鉢の証明になります(通常袴は欅が使われることが多いです)
作られた当初はランクの高い火鉢として販売されたはずの手あぶり火鉢ですが、私が見つけた時には本体はススで真っ黒になっていて誰も見向きもしないような状態で商品として置かれていました
当時の私は真っ黒になった側板よりも炉縁の黒柿が気になって購入したわけですが、その後分解清掃して手かんなをかけてみて驚きました
【茶色の地肌に煌めく縮杢】が美しい素材を使用した火鉢だったのです
私はとても感動し、現在側板を利用して仕事のマウスパッドとして利用しています
また、樹種がわからないので、色々な本を利用して調べているのですが、未だにわからずといったところです
最近綺麗な縮杢のはいったアサダを仕入れることができましたが、色彩はまったく違うのですが木目と質感がそっくりで、神代アサダなど聞いたこともないのですが、なんの樹種だろうかと未だにワクワクしながら調べて楽しんでいます
さてさて、また話が長くなってしまいましたがとても綺麗な茶色の縮杢が入った木軸ペンです
現在はミンネさんにてシルバーとゴールドの金具のボールペンの販売をさせていただいております
樹種がわからないために価格は11000円とお安くなっております
興味のある方は在庫が残り少なくなっておりますので、お早めにお買い求めいただければと思います
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