屋久杉の瘤でボールペンを作成しました
屋久杉は世界自然遺産に登録された屋久島の国有林で管理されてきました
屋久杉の定義として樹齢1000年以上が屋久杉、1000年以下は小杉とされており
今回作成したボールペンの素材は樹齢1000年以下なので小杉ということになります
さて、今回使用した素材は瘤の部分にあたります
瘤は樹皮や樹脂が入り乱れて独創的な景色を創り上げる希少な部位ですが、このボールペンは
まさに屋久杉の歴史と力強さを表したような仕上がりとなりました
まず一番の作品の見どころですが、3箇所穴が開いており、その中の1箇所はパイプの真鍮が見えるほどの深さと幅になっています
当初穴埋めを行って販売することを考えましたが、この独特の個性をおとなしくさせてしまうのはもったいないと思い、このままで販売を行います
当然穴は加工時にできたものではなく、屋久杉が瘤になる過程でできたもので、穴の周辺は樹脂で黒くなっており、その周辺には光明が見えます
手に持った時にもわざと穴が見える位置を選び金具を取り付けてあり、存在感が桁違いです
他のショップではなかなかお目にかかれない逸品となっておりますので、一生物のボールペンとして購入を検討されてはいかがでしょうか
ペンの芯にはジェットストリーム0.7mm芯を採用していますので、なめらかな書き心地をお楽しみください
ミンネさんにて100000円で販売しております
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