みなさんこんにちは。
久しぶりに黒柿のボールペンを紹介しますね。
南信州で伐採された黒柿を製材し、乾燥させて加工しています。
私の住む駒ヶ根市の隣には飯田市があり、飯田市の名物には市田柿と呼ばれる干し柿の一大産地があります。
柿の木は私の生活の近くにあり、身近な存在ですが、黒柿と呼ばれる木材の存在を知ったのは私が30歳になったくらいの時期だったかと思います。
黒柿は柿の木で、柿の木の古木に稀に表れる黒い墨模様の入ったものを黒柿と呼びます。
柿の木を伐採してみなければ中の色が黒くなっているのかわからないため珍しく、また大変高価な木材です。
また、ただ黒ければ良いと言うわけではなく、やはり木目として私達を感動させるような墨の入り方をしたものが高値で取引されています。
今回紹介する黒柿のボールペンはペンを作るのに適した墨の入り方が細かい原木を製材しております。
そのために細かく色彩に変化があり、薄い黒や濃い黒など、黒と表現する一言にも色々な黒があることを知ることができます。
木目は網杢と墨流しの中間のような雰囲気を持ったペンになりますが、見どころの多い高級感のあるペンに仕上がりました。
興味のある方はミンネさんにて販売を行っておりますので立ち寄っていただければと思います。
次回は私が取り組んていることを記事にしていければと思っております。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
気になるようなことがありましたらお気軽にご質問などいただければと思います。
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