この記事を作っているのは19日の日曜日ですが、日中暑くなりましたね!
私は暑いのも、寒いのもどっちも苦手ですが、どっちかといえば寒いのは暖房をつけたり、体を動かせば暖かくなるので、夏場のとんでもない暑さは苦手です。
毎年夏場には標高の高い山の仕事をしているので、市街地の道路工事などを行っている方に比べれば恵まれているかなと思いますが、基本的には暑いのは苦手ですね。
工房も暑いと窓全開に開けっ放しにするんですが、今度は縞の蚊が入ってきて・・・やられてしまいます。
今回はハワイアンコアのボールペンです。
コアの樹はハワイ諸島特有の木材で、地元の人々は古くから建材やカヌーなどに使用され親しまれてきた木材になります。
コアの樹に私達が求めるのはカーリーと呼ばれる木目になります。
カーリーとは栃の木などの縮杢と同じ性質の杢で、栃の木と違うのは色彩になり、コアの樹の色彩は黄金色の地肌にカーリー杢がとても良く似合い、ギターやウクレレなど、楽器の魅せる部分に使用されていますよね。
コアの縮杢が入った良材は数十年前から希少材として輸入が少なくなってきており、良材が少ないことと、木目の素晴らしさで市場では高値で取引されています。
私は中途半端な素材を仕入れることはせず、間違って仕入れた場合にはどんぐりやキノコに変身します・・。
このボールペンに使用した素材は、良い素材のさらに縮杢の乗った良い部分を厳選して木取りをおこなっており、とてもおすすめのできる仕上がりになりました。
数十年前から希少でしたので、今後も良い素材が出てくる保証がありません。
私は杢が好きですので、良杢にめぐり逢いたいと思っておりますが、年々杢の素材は少なくなってきているのは確かなことかなと思っています。
まとめるとこのボールペンの良さは縮杢と色彩とワンポイントのアクセントのラインの入ったハワイアンコア・カーリーの素晴らしい木目のボールペンです。
私の写真の撮影技術の関係で納得できる画像にはなっていませんが、とてもおすすめですので興味のある方はミンネさんに足を運んでいただければと思います。
次回は近況報告などを行っていきますのでよろしくお願いします。
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