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木軸ペンの楽しみ方 

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このページでは木軸ペンの楽しみ方を①~⑧に分けて紹介していきます。

是非木軸ペンの虜になってくださいね。

①杢目を愛でる

黒柿(網杢)

欅(玉杢)

栃(縮杢)

杉(光明)

花梨(瘤杢)

紅檜(瘤杢)

どうでしょうか?木軸ペンの醍醐味の部分です。

杢を見ているだけで幸せな気分になってきてしまいますよね。

画像と実物はまた違って見えます。

是非色々な角度から杢を眺め、貴方だけの大好きな角度・場所を見つけてニヤニヤしていただければと思います。

②自然な手触りを楽しむ

世界中から木材を集めています。

今までで一番手触りが気持ちよかった樹種はキングウッドでした。

リグナムバイタは割れやすいですが、油分を含むためにしっとりとした手触りと滑らかな手触りが楽しめる樹種です。

一位のスッとした手触りも癖になります。

一方でニレ瘤は男らしくゴツゴツとした印象です。

それぞれの樹種にはそれぞれの違いがあります。欠点を長所と思えるようになると人生も楽しくなるでしょう。

木材の仕上がり具合は各工房さんの腕の見せ所になります。

当工房ではニスや漆を使わずに仕上げているので誤魔化しがきかず、木材本来の手触りを感じていただけ、樹種毎の違いも感じていただけます。

このことは木材を好きになっていただく方にとって必要なことだと思っています。

是非キングウッドの手触りやニレ瘤、杉杢や屋久杉泡瘤の手触りの違いを感じていただければと思います。

③経年変化を楽しむ

経年変化には2つの定義があると思っています。

①木材が紫外線などによって加工当初に比べ色彩が変化すること

代表的な樹種は国産材は一位、桑、山桜 外材ならチェリー

パープルハートのように最初は鮮やかな紫色で後にくすんだ紫色へ変化する樹種もありますので購入前に調べてみることも必要だと思います。 

画像はイチイの変化になります。新品のペンと昔作った作品と比べてみると暗褐色へ変化していることが分かるかと思います。色彩が濃くなったイチイもまた素敵ですね。

木材を使い込み、手の脂や大切に扱う中で付いた傷などによって色彩が濃くなる 心を伴う変化

私の好きな変化です。

神社仏閣などで使用されている欅に多いですが、濃い色彩に変化し、手触りも滑らかに変化しています。多少の傷は気にならないのではないでしょうか?

④香りを楽しむ

木材は樹種毎に香りが違います。しかし、ずっと香り続ける樹種はとても少ないです。

のような和を感じさせる少し臭みのある香りやキングウッドのようなツンとした薔薇の香り、パロサントのような甘い香りや屋久杉のような深みのある甘く薄い香りなど。

香木と呼ばれる白檀

いずれ香りは少なくなっていきますが、香りは思い出として脳に残ります。

ローズウッドはとても良い薔薇の香りがしますが、加工中しか香ることはありません。どうしても感じてみたいかたは工房に来ていただければ体験していただくことができます。(日程など要調整)

是非色々な樹種の香りを感じて楽しんでいただければと思います。

⑤色彩の違いを愛でる

栃の木の純白

アフリカンブラックウッドの真黒

花梨の赤色

パロサントの緑色

パープルハートの紫色

神代欅の茶色

イエローハートの黄色

など世界中から多種多様な色彩の木材が集まります。

リオグランデパリサンダーのように黄色に黒のラインが入った木材もあり、収集し、飾って見るだけで楽しめてしまいますね。

部屋を彩るアクセントとしてディスプレイにもおすすめですよ。

⑥樹種の違い、使われ方を知る楽しさ

木材にはそれぞれに適した使い方がされてきました。

リグナムバイタは樹脂が多いこと、摩耗に強いことから軸受に

は他の広葉樹に比べまっすぐに育つこと、割れにくいことから家屋の大黒柱や臼などに

ハワイアンコアは杢目の美しさによってウクレレに

黒檀は硬さと漆黒の色彩によってピアノの鍵盤などに

貴方が購入したり、購入したいと思った樹種は今までどのような使われ方をしてきたものでしょうか?

何故購入したり、気になったのでしょうか?

是非調べていただければと思います。

過去を知っていただくことで未来が豊かに、更に愛着の湧く道具へと変化していくと思います。

⑦名前の由来を調べてみよう

一位の木の名前の由来は?

杉はどうして杉って名前になったのでしょうか?

ローズウッドってなんだろう?

キングウッドって木の王様なのか、王様の木なのか。気になりますよね。

古来から親しまれてきた木材にはなぜその名前がついたのか、だいたいの樹種に理由があることが多いです。

調べてみたくなりませんか?

⑧劇的に文字が綺麗になる

木軸ペンを丁寧に扱っていただけている方は文字が綺麗になってきたことを実感していると思います。

使い捨てのペン先がグラグラするボールペンやシャープペンで殴り書きをしていた私は、自身が木軸ペンを作るようになり、だいぶ文字がまともになってきました(まだお見せすることができませんが、家族には見せられる位になりました)

振り返ってみると、丁寧に大切に書こう。と思えるようになったからです。

このページをみていただいている学生さん、社会人のみなさん、専業主婦の方もいらっしゃるかもしれません。最近文字を書かなくなって・・と言われていますが。文字も自己表現です。

貴方だけの文字の形を表現してみませんか?

少しづつ綺麗になってくる文字を見ていると自身の成長を実感できるようになります。

1つのことを成長したと感じることができると他の事でも同じように取り組めるようになります。

木軸ペンに興味を持ってくれた貴方は木軸ペンがきっかけで変化、成長していけると思います。

一度しかない人生です。楽しく、心豊かに生活していけるように。

人生に彩りを与えながら生活していきましょう。

終わりに

私の友人は私の作った木軸ペンを職場で使用してくれています。

それまでは使い捨てのボールペンを使用し、道具に愛着は持たなかったそうです。

ある日飲み会から帰ってきた時に愛用のボールペンをなくしたことに気が付き、必死に探したことがあると言っていました。

後日無事に出てきたみたいですが、私はこの話を聞いて道具への愛着を感じることができました。

価格が高かったことも一つの原因になっているかもしれませんが、今まで使い捨てのボールペンには戻れないかもといった話をしてくれています。(少し大げさですかね)

私は樹が好きで杢が好きだったことから木軸ペンを作り始めました。

現在若い年代を中心に木軸ペンにブームが来ていると言われていますが、女性や40代以降の方々にはまだ樹の良さが認知されていないと感じています。

皆さん好みがありますので良さをわかっていただけない方はしょうがないと思っています。

一方で良さを知らない方には良さを発信していきたいと思っています。

できるだけ多くの方に木軸ペンや木材の良さを知っていただき、たった1本の木軸ペンで人生が楽しくなること、感性が豊かになること、字が綺麗になること学び、楽しんでいただければと思います。

拙い文章ですが最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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