みなさんこんにちは。
毎日良い素材を探していますが、なかなか良い素材に巡り会えません、それが最近の悩みです。
ペン金具についても少し思うところがあるのですが、なかなか良い金具に巡り会えません。
ペンの金具については秋～冬にかけて新しい金具にチャレンジしてみようかなと思っていますが、少し先のことでまだ不透明です。
・・・なんだか暗い始まり方をしてしまいましたねｗ
今回は私の大好きな樺瘤のボールペンを紹介していきますね。
樺瘤とは白樺・真樺・岳樺・水目などの樺科の立木にできる瘤から採取した素材のことで
この素材は北海道からやってきたので恐らく真樺にできた瘤なのだと思います。
樺瘤も個体差が結構ありまして、少し柔らかかったり、色彩も白～黄色のかかったものなど、人間の人種や個性のように瘤ごとに違います。
今販売している樺瘤の素材の特徴はめちゃくちゃ硬いことで、その硬い素材を研磨することで光沢がでてきます。
写真では少しわかりにくいかもしれませんが、樺瘤材特有のキラキラしたゆらぎのある緻密な木目が最高に美しく
さらにノック周辺にある入皮がこのペンに個性を与えています。
この入皮についてはすぐに剥がれてしまうような脆弱な入皮ではなく、木軸部分と一体化していますので特別注意して使うことは無いかと思います。
私はこうした入皮や割れ、更には穴。といった一般的には傷とされて販売からは敬遠されてきた自然が作り出した個性的な芸術作品が好きです。
私の感覚で芸術性があると思った作品は販売していきたい（見てもらいたい）
不良品を押し付けようとは思っておりませんが、個性的で魅力的だけど失敗したくないな～と思われる方もいらっしゃると思いますので、勢いで購入される前にお気軽に相談していただければと思います。
相談はHPのお問い合わせかミンネさんのメッセージ機能からお願いできればと思いますが、ミンネさんのメッセージの方がやり取りが何年も残りますので個人的には見やすくてありがたいかなと思っています。
そういえば何故私が樺瘤が好きか伝えてなかったですが、私の職場は標高1500ｍ前後の山の中になります、周りを見渡すと白樺や岳樺が多く、自ら立木を伐採することも多いですが、馴染み深い素材で樺の美しさを理解しているってことが大きいのかなと思っています。
キラキラと美しく、ワンポイントの個性的な樺瘤のボールペン。
正直めちゃくちゃ綺麗だと思います＼(^o^)／
ミンネさんにて販売を行っておりますのでお越しいただければと思います。
次回はアークオアシスさんへ納入する17本のペンを紹介したいと思います。
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