久しぶりに木目の良い欅が仕上がったのでお知らせしますね。
この作品の特徴は重厚感のある色彩をしていること、木目が適度に暴れていることです。そのため長年使い込まれた特別な欅のような質感や、たたずまいを当初から手の中で感じることができます。
大切に使い込んでいくうちに、手の脂が染み込み、更に手触りが良くなり、光沢が増していく魅惑の木軸ペンになります。楽しみながら大切に育ててほしいと思います。
私は欅の木目が大好きなので、この欅の木目の現れ方に久しぶりに喜びを感じてしまいました。
以下に欅について少し説明しますね。
『欅』とは日本を代表する広葉樹で個人的には樹の王様といえば欅だと思っています。
用途は幅広く、ある程度まっすぐな素材が多いこと、木材としての質が高いことが理由となって日本家屋では一番大切で重要な箇所の『大黒柱』に使われてきました。
また、割れにくい木材であることからお餅をつく臼や、お祭りで使う太鼓の胴にも使われています。
小物では箸、スプーン・フォーク、お皿やお盆など
家具では箪笥や長火鉢など、古来から私達の一番身近にあり、そして少し手の届かない存在。そのような位置づけの高級木材でした。
そんな高級木材とされる欅ですが、グレードも東京タワーの地面からてっぺんまでのような高さで幅広く、色彩と杢の出方で価格の振れ幅が大きいのですが、そのへんも欅の良さを感じられる一つの要因になっている気がします。
繰り返しになりますが、私は欅の木目が大好きで、長火鉢の収集が趣味になってしまっているほどですが、好きな人にはたまらない木目が魅力です。
10/28日に販売を行う予定でおりますので、興味のある方は販売サイトから立ち寄っていただければと思います。
少し更新頻度が落ちますが、たまらない木目の製品を取り上げていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
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