みなさんこんにちは。
社会人の皆さんもう少しでお盆休みです。もう少し頑張っていきましょう!
さて、今回は黒柿のボールペンを紹介します。
黒柿とは、柿の木を伐採した際に芯の部分が黒く変色している物を言い、通常の柿の木は白っぽい肌をした木材で黒い色彩は入っていません。
一節には柿の木の1000本に1本などと言われており、外見からは黒柿に変化しているかわからない為に、伐採して初めて気がつくか、伐採前に調べるにはキリのようなもので穴をあけ、黒い切粉が出てくるか調べる意外には判別ができない不思議な木材になります。
また、黒柿は乾燥が物凄く難しいことでも知られています。
私も過去に何度か丸太から製材を行いましたが、私の経験上ダントツで1番割れた木材でもあります。
割れ方の特徴は白い部分と黒い部分の境目に割れが入りやすく、貴重な部分が特に割れます。
もともと柿の木はみなさんの周りの柿の木を見てもらえればわかるように、50cmほどの板が取れるような樹はまず珍しく、だいたいは30cmほどの樹が多いです。
実際には樹齢100年以上の柿の木に黒い模様が入ると言われていますので、40cm位の板の中央、20cm位が黒い模様になります。20cmといったら素材としたら小さいですよ。
その20cmの素材が乾燥する過程で割れが入るわけですから・・・。
高価になります。
もうしょうがないですよね。本当に黒柿は大変希少で、貴重な存在です。
今も何故通常の柿の木が黒く変化するのか解明されていない所にロマンがあり、またその模様の入り方によって値段も変化していきます。
私が販売する黒柿の木軸ペンの価格の決め方はやはり、墨の流れ方、景色と呼ばれる心にグッとくる見た目によって変動します。
ぜひみなさんも貴方の好きな墨の入り方をした、自分だけの木軸ペンを手にしていただければと思います。
このページで紹介しているペンはPayPayフリマさん、メルカリさんにて販売を行っております。
また、minneさんでも数本の黒柿のボールペン・シャープペンの販売を行っております。
9月23日~25日に開催されるグッドライフフェア2022へ黒柿も数本持っていきますので、近くにお住まいの方は足を運んでいただければと思います。
それではお盆休みまで頑張っていきましょう\(^o^)/
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