みなさんこんにちは、今日は黒柿のボールペンをお知らせしていきますね
産地は長野県南信地方
私が市場で仕入れ、大型のチェーンソーで製材をし、乾燥させて加工まで行った商品です
黒柿は乾燥途中で相当暴れる木材で、通常の乾燥方法によって乾燥させようとするとバッキバキに割れて使い物にならなくなります
私も始めて黒柿の原木を購入したので、色々な方法を試してみましたが、水中乾燥と呼ばれる乾燥方法を行うことの重要性を理解したような気がしました
製材後、ボンドを塗って日陰で・・といった従来の乾燥方法は黒柿に関してはもうやりません！
そんなこんなで無事に乾燥し、加工できるようになった貴重な黒柿を使ったボールペンになります
特徴はベタ黒と呼ばれる状態に変化していく途中を切り取ったような、薄い黒から濃い黒まで、黒の色彩の多様性を見せてくれるような、真っ黒の箇所は少なく、黒が違う黒へと変化していく様子がわかるような、表現がうまくできないのですが、黒の斑具合がおもしろいペンになりました
当工房での仕上げは自家製のミツバチが作ってくれた蜜蝋を使った蜜蝋ワックスで仕上げをしています、手触りがとても良いので是非手にとって、スリスリしてもらいたいと思っていますよ
黒柿の老木らしい墨の入り方をしたボールペンに興味のある方はミンネさんにて販売を行っております
次回は少し違った内容の記事を書いていきたいと思っています
それでは今日も頑張って楽しく人生を進んでいきましょう！
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