第5回ですね(全6回)
イオンモールKYOTO内のアークオアシスさんにて販売している木軸ペンと木板の説明です
販売の方はどうなんですかね、お客様に彩りや手触りを体験していだければと思ってはいても、やはり売れ行きや評判が気になってしまいますね(祈
花梨瘤の木板はいわゆる紅白の部分を使用しました
花梨は芯材は赤色、辺材が白色が一般的な色彩で、辺材の白い部分は強度の低いものが多い印象です、そのため通常は芯材の赤味の部分を使用してペンを作ることが多いですね
今回使用している木板も白い部分は強度が低いのでペンには向きませんでしたが、色彩としては紅白もありだと思いますね
ペンの特徴ですが、赤味が強く、葡萄杢の入っている部分をペンにしています
花梨の瘤はなめらかな手触りもおすすめポイントになっていますので
是非手にとって触って、手触りを確かめてみてはいかがでしょうか
続いてアサダ
木板もペンもアサダの辺材を使用しています
アサダはカバノキ科の植物でカバノキ科の特徴は芯材は赤味が強く、辺材は芯材に比べると白っぽいことが特徴です
意外と白系の木軸ペンは少なく、アサダの辺材の白味と縮杢は貴重な素材となっています
ペンの特徴は上記のように白い肌に美しい縮杢が表れていて、派手ではないのですが、すっきりとした美しさのある木軸ペンに仕上がっています
今回の最後は黒檀です
先程の白系とは真逆の黒くてかっこいい男の子が好きそうなペンですね
木板に使用しているのは縞黒檀ですね
縞黒檀と黒檀(真黒)の違いはその名のとおり、大きな縞がはいっているか、黒の単色か、といった違いになりますが
木軸ペンは何黒檀ですか?と聞かれた場合、私は困ってしまいますね(笑
木軸ペンに使用している黒檀は昔火鉢として使用されていた樹そのものの形をしていた素材を加工しており、軽々と水に沈んでしまう重さの素材でした
基本的にはほとんど黒く見えますが、たまに細かく縞模様が入っていたりと、大きな縞模様はないので
いわゆる縞黒檀ではないのですが、よく見ると細かい縞が入っている黒檀のペンになります
細かい縞も木目として楽しめるのでおすすめしたいですね
第5回は以上となります
最後の回はニレ瘤・キングウッド・欅の玉杢となります
また見てくださいね
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