みなさんこんにちは。
今回は以前、紫檀の柱として紹介した素材を利用してシャープペンシルを作ってみました。
紫檀とは黒檀と共に唐木と呼ばれ、中国などのアジア圏から輸入されてきた木材です。
その後、輸入範囲が拡大され、南米などからローズウッドとしてブラジリアン・ローズウッドなどが輸入されてきました。
ややこしいのですが、ローズウッドとはマメ科のツルサイカチ属に属する植物で、加工時にバラの香りがすることが大きな特徴となっていて、紫檀もマメ科のツルサイカチ属のために、ローズウッドになります。
現在ではローズウッドと呼ばれる大枠の中に、ブラジリアン・ローズウッドやキングウッド、チューリップウッド、インド・ローズウッドと呼ばれる樹種名がありますが、ヨーロッパや南米から輸入されてきたローズウッド系素材をローズウッドと、アジアから輸入されてきたローズウッド系の素材を紫檀と呼んでいたようです。
わかりにくいですね(笑
シャープペンの話に戻りますね、私の地元の建設会社を経営しているお宅の床柱として利用されていた紫檀の柱を再利用しています。
古き良き時代に輸入されてきた良質な紫檀の柱で、その色彩は一見、黒い色彩に見えますが、濃い紫色の色彩をしており、水に沈むほどの密度がありました。
丁寧に1500番のサンドペーパーで研磨すると、光沢がでて、ツルツルの手触りになり、いかにも高級品といった風格を漂わせています。
紫檀や黒檀には杢といった鑑賞性のある木目は少ないために、杢を好む方にはおすすめできる木軸ペンではありませんが、シンプルに良いものをお求めの社会人の方などにおすすめしたい木軸ペンとなります。
紫檀のシャープペンが気になっていただけた方はミンネさんにて販売を行っておりますので、一度販売サイトへ足を運んでいただければと思います。丁寧に仕上げたその手触りや質感はあなたをがっかりさせないと思いますよ。
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