第3回になりましたね
イオンモールKYOTO内のアークオアシスさんにて販売している木軸ペンと木板の説明です
今回はリグナムバイタ・花梨・神代の説明です
リグナムバイタの木板の特徴は加工時には茶色の色彩が紫外線に当たることで緑色に変色すること
ペンの特徴は緑色の色彩と水に沈むほどの重さ、樹脂を含んでいることで自然とツヤが出てくることが特徴ですね
続いて花梨
仕入れ時には本花梨の説明でした
木板にはチヂミ杢が出ており、赤みが強く、光沢のある質感でとても高級感があります
花梨瘤と本花梨の違いは密度と香りによるものが大きく、刃物を当てた感覚が本花梨の方が硬く感じます
ペンの特徴は素直な木目で、チヂミ杢がアクセントになっていて仕事での普段使いにおすすめしたい木軸ペンです
今回の最後は神代(欅)です
神代とは1000年以上地中に埋まり、土や火山灰の色彩が元々の樹の色を変色させた木材のことです
今回は欅を使用しており、販売しているペンの色彩は茶神代となっています
展示している木板は緑かかった色彩ですが、加工すると、元の欅の硬い感触は無く、硬さの無くなったボソボソした削り感覚でした
ペンの茶神代の方はまだ硬さがあり、掘り出された素材ごとに硬さや色彩の違いがあることを学びました
ペンに使用した神代欅の木目は素直な欅といったところで神代色を好まれる方にはおすすめしたい木軸ペンとなっています
神代・・名前から言ってロマンがありますよね
後日談ですが、先週東京の市場で神代欅の玉杢の乗った一枚板が出品されていましたが、想定していたよりも高額だったために落札できませんでした
素材の入手については運や縁といったものを感じることが多いので、今回の市場に出品されていた玉杢の素材は縁が無かったのかなと思っています
その後、玉杢は入っていませんでしたが、同じ神代欅の端材を(端材と言っては失礼な大きさ)いただく機会に恵まれましたので、おまけのどんぐりコマなどに使っていこうかなと思っているところです
まとまりのない文章になってしまいましたね
次回は4回目
クラロウォールナット、イチイ、黒柿です
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