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天然カラマツ ボールペン 木軸 その③

ボールペン

当初その①で終わるはずだった天然カラマツの話がその③まで来てしまいました申し訳ありません

最終回は『天然カラマツを加工して分かったこと』、としてやっていこうと思います

前回の年輪のこまかさの違いは写真で見て理解していただいたと思いますが、年輪のこまかさとは

木材の強度は針葉樹の場合、年輪がこまかい程強度が強いことになっています、その理由は夏目と冬目の強度に違いがあって夏目は柔らかく、冬目は夏目よりも硬いこともあり、年輪の面積における冬目の比率によって強度が強くなると私は理解しています

なので、年輪が細かいほど冬目の本数が増え、強度が強くなると思っているのですが

削った感覚で言うと少し違うかもしれないと思っています

それは、糠目と呼ばれる木目があります、糠のようにこまかい木目を指すようですが、私の使用している天然カラマツ・天然イチイ・天然木曽檜はいずれも年輪がとてもこまかく糠目ではないかと思っていますが、特に天然カラマツ・天然木曽檜は年輪がこまかいにも関わらず硬くなく、糠のように柔らかく感じます、削っている感じが、『ぬか』って感じです(天然のイチイは硬く感じます)

私の勘違いかもしれませんが木目がこまかすぎると逆にやわらかくなり、そこから糠目といった呼び方がついたのかなーと想像しています(違う可能性が高いので違っていたら指摘してくださいね)

最後に天然カラマツの木軸ペンに加工してどうだったのかについて少し書いていこうかと思いますが、その前に天然カラマツの希少性について

銘木の中でも天然カラマツは、公共財団法人 日本住宅・木材技術センターによると以下のように定義づけられているそうです

入手が困難な天然木(例:天然カラマツ)

現状販売している身でこういったことを書くのはどうかと思うのですが、希少性としての価値が高い木材であるということです

ですので、木目のすばらしさを語ることはすこし厳しいかなと思っています

ただし、一つ感じたことは、これまで何種類もの木材を削り、加工してきましたが、天然カラマツは仕上がった後光を反射するような輝き方をする木材であると感じました、天然のカラマツ以外では感じたことがない輝き方を感じました、すべての部位でそうなるのかはわからないのですが、私の加工した天然カラマツの木軸の表面は日光に当てた時に写真のような輝きを放ちました

私自信がまだ天然カラマツの良さについて十分理解できておりませんが、希少な木材であることは確かです

今後も私自身の興味もありますので天然カラマツの良さを調べて発信していけたらと思っています

長くなりましたが、天然カラマツについては以上になります

ミンネさんのサイトにて長野県産天然カラマツのボールペンの販売を行っています

興味のある方は是非お立ち寄りいただければと思います

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