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素材の話

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みなさんこんにちは。

今週は台風の影響でずっと天気が良くないですが、元気をだして今週も乗り切っていきましょう\(^o^)/

さてさて、久しぶりに素材の話をしていこうかと思っております。

今回仕入れた素材は3つ、レッドウッド瘤、黄肌瘤、ブラジリアン・ローズウッド。

東京新木場でお世話になっている方から仕入れを行いましたが、どれも珍しい素材です。

野球で例えると変化球ですね\(^o^)/ 直球は黒柿・花梨瘤あたりでしょうか。

レッドウッド瘤 

レッドウッドはアメリカのカリフォルニア州のあたりに自生している植物で、樹高100m直径4m以上に成長する大径木です。

さすがアメリカ・・樹も人もデカいですね・・。

レッドウッドは針葉樹でヒノキ科となっているので、屋久島の屋久杉に似たイメージを持ちました。

屋久杉との明らかな違いは樹脂が少なく、香りも少ないといった感じで、少し加工してみましたが、挽きやすい木材と感じました。

この素材は根コブとのことで、ツブツブが適度に入った景色を楽しむことができそうですね。

1~2本位ペンにしてみて、その後はキノコやどんぐりになっていくのではないでしょうか。

黄肌瘤

古来より欅や桑の代用品として利用されてきた黄肌の樹。

黄肌はミカン科だそうです、もうすこし頑張ればミカンがなったかもしれませんねw

実は今回一番期待していた素材だったんです。

2枚目の細かい瘤と緑色と黄色が混ざりあった色彩がとても美しく、どんな至高のペンが出来上がってしまうんだろとワクワクしながら木取りを行ったんです。

が・・・・

悲しいことに、悲しみしかありませんが・・。カミキリムシやカブトムシやコガネムシなどの虫穴虫穴の嵐!!(3枚目の写真)

肉厚も1.5cm程しかなかったり、とにかく至る所が穴だらけ! 泣ける・・\(^o^)/

見た目が良かった一番良い瘤の素材は全滅で、ペンの素材を1本も木取ることが出来ず・・。。

他の部位もだいたい同じ感じになるだろうと、木取りに費やした2時間ほどの時間とお金・・。

とにかく残念でした\(^o^)/。でも、よくあることでは困りますが、良い素材を探すってのはこんなもんですよね。以前失敗した黒柿の製材だったり、過去にも色々ありました。

残りの素材でなんとか頑張って1本位は良いペンに仕上げてみたいと思っています、その際には写真で紹介できればと思っていますので期待していてくださいね。(自分が一番期待している)

最後はブラジリアン・ローズウッド

ギター好きの人はたまらないのではないでしょうか??

ブラジリアン・ローズウッドは別名ハカランダとかジャカランダなどと呼ばれていて、一般的にはローズウッドの頂点に君臨している素材です。

ワシントン条約でも絶滅危惧種に設定され、他のローズウッドと分かれ、1つ上のランクに位置する入手困難な素材になります。

まだ加工をしていないのでなんとも言えないのですが、一言ワクワクしますねw

日本で入手困難な木材といえば、本屋久杉、天然木曽檜、天然唐松を思い浮かべます。その木材達は見た目も香りも植林された木材とは明らかに違い、希少で貴重な理由を感じさせてくれるものでした。

外国産の木材は輸入されてくることもあって、実は違う木材だったり、まとめられた名前だったりと、分かりにくいことが多々あるように感じていて、いわば言ったもん勝ちみたいなところがあると思っています。

今回仕入れたブラジリアン・ローズウッドを削ってみて凄かったのか、ふーん。だったのか、また報告をしてみたいと思っていますし、勉強していきたいと思っています。

それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

次回も楽しみにしていただければと思います。

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